Subject | : SAD Schoolの開設について |
Article No | : 883 |
Date | : 2011/02/01(Tue) 18:52:28 |
Contributor | : SAD Coordinator <
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少数のSAD関係者と相談の結果、下記により、SAD Schoolを開設します。 皆さまのご意見ご希望をお聞かせ下さい。 School参加者連絡用メイリングリストを準備します。参加希望の方はSAD Coordinatorにご連絡下さい。 今後、講師役など様々なご協力を依頼することになるでしょう。その節はよろしくお願いします。
開設目的: 1. SuperKEKBなどの高難度・高精度加速器計画に向けた、加速器設計・ビーム物理分野における人材の養成。 2. 加速器設計・ビーム物理の現場ユーザとの直接接触を通じた、今後のSADコードの在り方探索。
開設要領: 1. 本年4月を目途に、KEKつくばキャンパスにおいて、隔週程度の頻度で開講。 2. 想定する受講者は、SADを使って加速器設計やビーム物理に従事している又はしようとする、現役の研究者および学生。 3. 各回毎にテーマと講師を設定し、オムニバス形式で、講義および演習を行う。 4. テーマと講師の選定は、当初設定分以降はSchool開催と並行して、参加者が協議しながら進める。 5. 用いた講義・演習の資料は、可能な範囲でWEB掲載し、爾後参照ができるようにする。
候補となるテーマ例(思い付くままに): ・ 各種プラットフォームへのSADインストール方法 ・ Structure of SAD code ・ SADにおける各種加速器要素の取扱方法 ・ SAD scriptを使った作業の方法 ・ 加速器におけるOptics Matchingの基礎 ・ SADを使った加速器設計最適化の方法 ・ 軌道誤差源の導入・測定・補正の方法 ・ 光学関数の測定および補正方法 ・ クロマティシティの評価・補正方法 ・ 非線形効果の様々な評価・補正方法 ・ 様々な加速器現場におけるSAD利用法の紹介 ・ 放射光特性の評価 ・ CSR評価 ・ 空間電荷効果評価 ・ ビームインスタビリティ評価
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