Subject | : OS X Mavericks DP2 de SAD |
Date | : 2013/06/26(Wed) 16:52:40 |
Contributor | : Shin-ichi Yoshimoto < > |
OS X Mavericks DP2とXcode 5 DP2でSADを作ってみました。
> uname -a
Darwin darwin.kek.jp 13.0.0 Darwin Kernel Version 13.0.0: Wed Jun 19 17:59:46 PDT 2013; root:xnu-2422.1.26.0.1~2/RELEASE_X86_64 x86_64
まずはXcodeでgccを作りますが(今回は4.9.0)Xcode 5でこれまでと大きく変わり
1)llvm-gccがなくなりコンパイラはclangのみとなった。
ただし、コマンドとしてはgcc, llvm-gccは残っているがいずれもclangをたたいている
2)cvs, rcsがCommand Line Toolsから消えた
3)OSをインストールした段階でCommand Line Toolsのshimはインストールされています。
これらのコマンドをたたくと/Applications/Xcode5.appがインストールされていれば、この中に
入っているコマンドがたたかれ、もしXcodeがなければCommand Line Toolsをインストールする
ようダイアログがあらわれCommand Line Toolsのみがインストールされます。
この変更でヘッダファイルも/usr/includeではなくXcode5.appの中に収められます。このお陰で
gccを作るのに少し苦労しましたが(多分gcc側が未対応)何とかgfortran-4.9.0がmakeでき、
SAD(Tk64-1-6 branch)もbench2しか試していませんが動くことを確認しました。
まぁ、これだと秋にリリースされる本番でも問題はなさそうな感触です。
以上ご報告まで