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Subject Re: PowerMacG5におけるEmittance関数の異常
Date: 2008/02/22(Fri) 17:57:23
ContributorAkio Morita

> 最新のSAD amorita-snapshot-1410(ないし1400) および main trunk Ver.1.0.10.2.3b3について、PowerMacG5 および MacPro(共にOSはLeopard)を使って、コンパイル最適化レベルを変え(O1、O2、O3)たbench2.sad計算を行いました。
>
> amorita版およびmain trunkともに、PowerMacで最適化レベルをO2ないしO3にすると、掲示板No.531で報告されたEmittance関数の異常が発生します。PowerMacでも最適化がO1なら異常は生じません。また、MacProでは最適化レベルに依らず正常です。ただし、この異常はコンパイルが正常に出来たと見えるときにも生じるので、注意が肝要です。
>
たぶん、前後のスレッドを見ていない人やメールでのやり取りを知らない人のためにも
o PowerMacG5で不具合が確認されたコンパイラの種類とバージョン
や、可能ならば
o PowerMacG5で不具合の起こらないコンパイラの種類とバージョン
と、正常な出力と異常な出力の区別の仕方をまとめておかないと、単に
「コンパイラの生成するコードは常に正しいわけではないので注意しよう」 (*)
という一般論になってしまいます

少なくとも、自分でコンパイラを動かす人間(開発者やテスター)は、
(*)を心の隅に置いておく必要が有ると思います。
# もちろん、たいていは自分で書いたコードの方がまずいのですが、コンパイラと
# 言えども人間が書いてるので間違えは有ります(Cの方が、自分自身を
# コンパイルできる程度には常に試験されてるという意味で信頼できるかも...)


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