No. | : 731 |
Title | : Re: 放射積分 |
Date | : 2018/03/28(Wed) 10:47:21 |
Name | : Akio Morita |
URL | : |
RADINTのコード解析まとめ
バグ
* BODYをステップ評価する際に2回目以降、TCAL内部でR0/R0Iの未初期化参照が発生する
** 暗黙のSAVE属性を与える Fortranコンパイラでは動いてしまう
* UINTM4のREAL(8)型の第2引数にREAL(4)型のリテラルを渡している
* SEXTUがTMATRコモンブロックを参照していない
* SEXTU呼び出し前に必要なコモン変数(DL/DKL2)を初期化していない
** SEXTに関しては、1995年のCVSによる管理開始時から動かなかったものと思われる
放射積分評価と対象パラメータ
* BEND(L, ANGLE, E1, E2)
** BODYは、シンプソン積分
** EDGEは、thin lens評価
* QUAD(L, K1)
** BODYは、シンプソン積分
** EDGE無し
* SEXT(L, K2)
** BODYは、中点評価
** EDGE無し
* CAVI(VOLT,HARM,FREQ)
** 電圧の積算
** HARM/FREQは、最終値を控えるのみ
"すぐに分かる"制限事項
* 反転設置の非対称BENDの評価が正しくない
* K0/AE1/AE2を持ったBENDの評価は正しくない
* エレメントのDX/DYオフセットは評価されない
* SEXT内の軌道による転送行列の摂動は評価されない
* "LINEAR CHROMATICITY"に ROTATEが反映されない
** 例えば、90° ROTATEかつ K1反転した QUADを並べると"LINEAR CHROMATICITY"が反転する
表示について
* "LINEAR CHROMATICITY"は、無次元化された(2πで割った) natural linear chromaticity
- WebForum -