Subject | : Re^3: 64bit Linuxでの動作確認 |
Date | : 2008/04/07(Mon) 23:07:39 |
Contributor | : Akio Morita |
> > > #本質的には、内部のデータ構造を 語長非依存に > > #再設計・実装して解決するべき問題だと思うので > > 32bit OSが徐々に減っていますので、最も急務だと思いますが、 > 再実装の予定はあるのでしょうか? > 急務かもしれないが、まじめに取り組むと内容的には新しい環境への移植に 近いと思うのですが、この辺の事情は SAD Workshop 2006からほとんど 変化していません。 たぶん、MacOSXで 32bitバイナリが動かなくなったらみんなまじめに考えるんじゃない? # つまり、SAD Clusterの環境がサポート不能になったら きちんと 64bit化した実装が可能か不可能というレベルでは、たかだか有限の リソースの投入で可能なのですが(注: たかだが有限 = 無限ではない) o 既存のコードの管理状況 o 人的リソース o 人間が変更作業を行った場合に必然的に生じるバグ といった点を考慮した場合、現行の内部データ構造の一貫性の取れた資料や 系統立ったテストツール無しに「現状の人員で実行可能か?」というのが私の SAD Workshop 2006当時からの疑問です それ以上に現行の CVS repository(1995年に開設)に、入った時点で バグっているコードがそのまま残っているとか、まったく初期化されない変数を 参照して動いているコードが有ることの方が恐ろしい (実装している物理の内容以前に、コードとしての動作の再現性が確保されていない) コンパイラが警告している部分に関しては、現在調査・修正作業を行っていますが、 偽陽性な警告に混じって、真性の未初期化変数参照が見つかっています。 また、偽陰性になっているコードがどれだけ有るかは不明です # Fortranは参照渡し&関数プロトタイプ無しなので、引き渡した変数が戻り値を # 受け取る(初期化不要)か、値を参照する(初期化必要)かを呼び出し側の # コード断片のみで区別できない Orz # あと、SADScriptの構文解析器もぼろぼろ # 何の変哲も無い式で Segmentation faultをしたり、等価な複数の表現に対する # 解釈結果に一貫性の無かったりとか... # 妖しいプログラム表現を思いつかなければ、引っかからないのかも知れませんが